大阪で初めての大きな地震から1週間が経ちました。
揺れが大きかったり被害に合われた方の生活が、少しでも早く落ち着きますように。
いつも頭の片隅に置いておかなければいけない地震への備え。わかっているけどどんどん薄れていく自分へのメッセージ・記録として書きます。
皆さんにも役に立ちますように。
目次
地震にあった状況
いつも通り、保育園前に朝ごはんを急いで食べさせているところでした。
大阪市内の、そこまで強くなかった地域です。
ゆらっとして、あれ地震かな?と思った瞬間に縦にドンっと来たあと、ガタガタしたと思います。その頃、携帯の地震速報が鳴りました。
1発目が縦揺れなわけではなかったですが、地震と気付いてから動けるほどの時間的な余裕はなかったです。
— ゆう@理系女子のシンプルライフ (@yuslife_y) June 18, 2018
ツイートしたように、ゆらっとしたと思ったら、下から突き上げるようにドンっと。ここで地震だと確信。
そのあとガタガタと何かに引っかかりながら引きずられているような横揺れがあり、物が落ちる音や携帯の地震速報が鳴り、とても緊迫した状況になりました。
2人の子供は、食事用の椅子にベルトで固定していてすぐに下ろすことができず。
覆いかぶさって子供達の頭を守りながら、椅子ごと倒れないよう必死で抑えました。
自分は無防備なままでした。
そこまで長い時間はかからずに揺れが落ち着いたので、2人を椅子からおろしソファに座らせテレビをつけて状況確認。震度4の地域だとわかりました。
マンション6階というのもあるのか、体感としてはもっと強かった気がします。
幸い、家具の転倒などの大きな被害はありませんでした。
当日やったこと
子供たちの保育園はお休みになりました。
さらなる揺れの可能性も頭に入れつつ、子供2人と私の安全を確保するために、考えついたことをやりました。
浴槽に水を貯める(子供が落ちないよう蓋をする)
水道が止まる可能性に備えて生活用水の確保。
ちなみに、お風呂に自動でお湯はりをしようとしたら、ガスは止まっていました。
食料・水の確認&炊飯器スイッチオン
食料を確保するため、非常食やローリングストック法で多めに常備してあるレトルトの数をチェック。
▼揺れでキッチンの引き出し収納・スライド棚が動いてしまっていました。
レトルトカレーをちょうど先週末に食べたので、普段よりもストックが少なめでした。
すぐに買い足していなかった自分の意識の低さが悔やまれます。
電気やガスが止まっても、しばらく大丈夫なように炊飯器のスイッチを入れ、最大の5合を炊き始めました。
充電できるものは満タンに
携帯・モバイルバッテリー・パソコンなど、蓄電できるものは満タンにしました。
玄関に一時避難の準備
バラバラに収納してある避難セットを玄関前に移動させました。
- 普段使いのマザーズバッグ用リュックを一時避難仕様に
- 自転車に乗る時のヘルメットと抱っこ紐を玄関に
- スニーカーと靴下をセット
落ちそうな物を下ろす
朝の揺れで落ちたものを参考に、危なそうなものはあらかじめおろしました。
部屋のドアは基本開けっ放しに
避難経路確保のために、部屋のドアは閉めないように過ごしました。
(おかげでチビ2人が勝手にいろんな部屋に移動してしまうのを見張るので疲れました。)
おむつなど子供用品ストック確認
衛生用品は、物資の支給に時間がかかると言われています。
1週間は常にストックしておくように、との情報があったので未開封のおむつが各サイズ一袋以上あることを確認しました。
地震の翌日にやったこと
体に感じるような余震は多くなかったのと、午後にはマンションのエレベーターも復活したので、少しだけ外出しました。
初めて夫以外との大人と会話して、やっと私の気持ちが少し落ち着きました。ずっと1人で2人の子供を守らなくてはというプレッシャーを感じていたので。気を張ったままでした。
ネットスーパーに登録
近所のスーパーに行きましたが、カップラーメン・レトルトカレーの棚がほぼ空っぽでした。
みんな考えることは一緒ですね。
いつ在庫が入荷されるかわからないとのことだったので、ネットスーパーに登録してそこで日常の食料を購入することにしました。
余震でまたエレベーターが止まるかもしれない、子連れで外出が怖い、などの問題も解決です。
電動自転車のバッテリーを充電
外出ついでに、電動自転車のバッテリーを持ち帰り充電。
貯められる電力はなんでも貯めておこうという気持ちでした。
携帯ラジオを購入
恥ずかしながら準備していませんでした。
急いで小さめの携帯ラジオと電池を購入。
そのとき一緒に買おうと思っていた、電池式の携帯充電器はすでに売り切れていました。
やっておいたほうがよかったこと
子供が2人に増えてから、防災用品を見直しておらず、準備が不十分でした。
子供たちの成長に合わせた備え・こまめな見直しが必要でした。
月齢に合わせた食料・飲料の確保
避難するほどの被害がない地域でも、子供がいるだけで外出しづらくなるのですね。
子連れの外出中に地震に合うのも怖いし、マンションのエレベーターもまた止まるでしょう。
ミニマリストとか関係ないです。食料は多めにストックしましょう。
物を上に置くのは危ない
小さな子供がいると、つい届かないようにテーブルや棚の上にものを置きがちです。
地震が来ると、これらが落ちます。
テーブルに飲み物を置くときにも、端っこではなくてなるべく中心部や壁側に置くようになりました。
▼コップの中の牛乳もちょっぴりこぼれてました。
ものを減らす
食料品などを増やす・上に物を置かない、を常に実行するために、必要のなさそうな物はもっと減らします。
子供ができて初めての大きな地震を経験して
久しぶりに経験した大きめの地震でした。
私は、東日本大震災を埼玉北部で経験しています。その時は震度5でした。
今回経験した地震の方が、揺れは小さいし、時間も短かったです。
ただ、子供がいると怖さの種類が違います!!!
自分の命だけでなく、まともに意思疎通ができない子供2人の命を絶対に守らなくては、と思うとベストな行動ができませんでした。
そして、こんな時でも夫の仕事は通常通り。会社ってなんなんだろうな。
私がしっかりしなくては!と強く思いました。
まとめ・地震を経験して
今回の経験から私が学んだことは以下のことです。
- 月齢に合わせた十分な準備
- 子供の月齢に合わせて中身をこまめに見直す(3ヶ月程度目安)
- 常に頭の片隅に「今揺れたらどうするか?」をおいておく
小さな子供のいらっしゃるお母さんに、少しでもお役に立てたら嬉しいです。